お見合いでの会話 その1
お見合いで最も大事な時間、それは実際にお相手とお会いしてお話をする時間です。
プロフィールの内容がとても良く、申し分ない方であったとしても、実際お話をしてみたら、ピンと来なかった・・・というお声を耳にすることがあります。
今までにある程度の異性との交流やお付き合いがあったり、営業職や接客業に携わっている方にとっては、ついさっきお会いしたばかりの方とお話することはたやすいことかもしれません。
が、人見知りをされる方や普段から口数が少ない方、またお見合いという場でどうしても緊張してしまうという方も少なくないと思うのです。
ここでは、お見合いでどんな話をしたら好印象に繋がるかといったことを中心に、具体的にアドバイスをしたいと思います。
まずはお見合いでの会話において、やってはいけないこと
1.プライベートなことをガツガツ聞くこと
学歴や職歴、どこの出身か、どこに住んでいるか、などなど初対面からプライベートに踏み込んだ質問されるとひかれてしまいます。会話の中でそれとなく出てきた場合はOKですが、そうでない限り、触れないようにしましょう。
2.相手を値踏みをするようなことを聞くこと
1の延長になりますが、ご実家は持ち家かとか私立出身かどうかなど、あるいは今の会社でどんな立場役職かなど、ブランド価値として相手を推し量るような質問はしないようにしてください。
3.自分のことばかり話す
会話はキャッチボールです。お互いに聞きあうことで広がっていきます。相手がおとなしいからといって、自分だけベラベラ話さないようにしてください。
4.自慢話
自分がいかにすごい人か、モテるか、稼いでいるか、良いところの生まれか、などなど自慢話をするのも印象を悪くします。良く見せたいのはわかりますが、自慢に聞こえては元も子もありません。
5.会話をトーンダウンさせる受け答え
「はい」か「いいえ」しか言わない。相手が聞いたことを「違います」「そうじゃなくて○○なんですけどね」など会話が1回終わってしまう、トーンを下げるような否定的な受け答えはしないようにしましょう。
6.愚痴や悪口
仕事の愚痴や人の悪口、家族の悪口など、当然NGです。
お相手はそんな話を聞きに来たわけではないということをよく考えてください。
7.会話中一切目を合わさない
会話の途中でも目を合わさないで話す、これは相手に対する興味がないのだと思われてしまいます。
また、普段から人と目を合わせて話ができない人なのだと思われかねません。
8.現在のお見合いの進行状況・過去の恋愛など聞く
「他に会っている方、いるんですか?」「どんな婚活していますか?」など。逆にあなたが聞かれても、良い気持ちはしないでしょう。また、今までどんな人と付き合ってきたか?なども失礼に当たります。
9.なぜ今まで独身なのですか?と聞く
人によって結婚していないのには理由が様々です。中には本当に深い事情があって、独身を貫いてきた方もいらっしゃいます。また、この質問も非常に失礼な質問だと思います。
10.話し方
早口(せっかち、落ち着きがないように思われます)・小さい声(よく聞こえません。男性だと意志が弱そうにも)大き過ぎる声(気後れしてしまいます)・タメ口(丁寧語・敬語は基本です)全てNGです。
ざっと挙げましたが、以上です。
では、実際どんな会話をしたら良いのでしょうか?
次回に続きます。