先日卒業生のお母さんから「先生何で結婚相談所なんて始めたの？」と言われました。

「私はずっと前から結婚相談所のおばちゃんがしたかったの」と答えましたら、「へぇ～」と言われました。

小学校受験を通して、沢山のご父兄を見てきました。仲の良い夫婦、惰性で生きている夫婦。離婚しそうな夫婦。

実際離婚してしまった夫婦もいました。喧嘩して飛び出して来たお母さんもおりました。

そのたびに、なだめたり、叱ったりして来たのです。

現在でも、面談を通して、少しでも仲良くなれるように、お互いをわかり合えるようにと助言したり、

代弁したりしています。受験も結婚も結果主義なので、時としては辛いのですが、やはり人生を決める大きな場面に携われる

喜びは格別なのです。精一杯頑張る事で喜ばれるのは同じなのです。

 

私の結婚相談所は他とは全く違います。お金もうけをしようという気が全く感じられない。

まず、料金が安い。面倒見が良い。毎月の面談も普通は事務所で行いますが、私はレストランで食べながらします。

緊張せず好きな事が言えるからです。家族の様に接したいという意味もあります。スタッフも集まるだけ集まって行きます。

家族の様にみんなで意見を出し合いながら、母の様に見守り、助言し、肩を押したり、引いたりしています。

他の結婚相談所はお医者さんを紹介したら、相手からも自分のお客さんからも成婚料３００万とか、

まぁ取る事は凄い！と感心しますが、何だかそういう仕事が好きではありません。